なんか泣いちゃいそうになったはなし。

実はこのエントリーは一度「お蔵」にしています。 微妙すぎるし、必要な前提条件が書けてなくてあまりに分かりにくかったので。 ですが、一つ前のエントリーが書けたことで続けて読んでもらえればなんとか判ってもらえる目処が立ったので再掲出します。 って…

平匡さんになれなかった私が改めて小賢しさについて考えてみたはなし。

小賢しさってなんでしょう。 漫画版平匡さん曰く 「小賢しい? それって相手を馬鹿にする言葉ですよね」 ドラマ版平匡さん曰く 「小賢しいって相手を下に見て言う言葉でしょ」 言葉の選び方の問題で、多分どちらも言いたいことは変わらないと思うんですが、…

ふと目にしたー文から家族の再解釈をしてみたはなし。

新しくいちから家族を始める。それは想像以上に大変なことなのだ。僕の育った家族は、あとから振り返るとおかしなところが沢山あった。 ~中略~ そもそも核家族のありかた自体にまだお手本がなかった。父も母もとにかく暮しを楽にすることに必死で、あるべ…

お芝居じゃ無く「ルパンを追っていたらとんでもないものを見つけてしまった」的なはなし。

今日、職場で「ハラスメント報告」をしました。 お相手は件のTさんです。 大変だろうな、とは思っていたのです。 でも話しを進めているうちに、なんかおかしいな、と思うようになってきました。 本気で相手と喧嘩をしたいなら、私なら警告もなにもせずに気付…

母の看取りについてのはなし。

6月12日、母が亡くなりました。 私に取っては初めて立ち会う肉親の死、と言うより人の死の瞬間に立ち会うこと自体が初めての経験でした。 もうそろそろ、ということで、最後に一目会って欲しいと親戚を招くためにお休みをいただいた日、一通りお客さんが帰ら…

モンスター同僚を解析しようとしたら自分がみつかったはなし。

職場にTさんという人がいます。 かつて地元TV局で技術部門で部長職を務めていたらしいのですが、適応障害とか不安障害とかそんなようなことで退職され、その後うちの職場に臨時職員として採用されました。 会ったときから苦手なタイプではありました。自分の…

彼女と別れたはなし。

随分ご無沙汰してしまいました。 再会のご挨拶代わりとしてはいきなりヘビーですが、先日彼女と言って良いのか、まあ、相手がどう思っていたかはともかく、僕は好きだった人と別れました。だった、と言うか今でも好きです。まだ一週間経ってません。 母親を…

読書感想文「スッキリ中国論 スジの日本と量の中国」について。

スッキリ中国論 スジの日本、量の中国 作者: 田中信彦 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2018/10/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 評価の難しい本だと思います。 スッキリする点は表題に偽りなし。 例えば、↓この…

見失っていた「己の山道」がチラッと見えた夜の話し。

2019年5月2日。岐阜市の小さなライブハウス、ClubG。NakamuraEmiさんのアルバムリリースツアー。ボーカル、ギター、ヒューマンビートボックスのミニマム編成。 編成やセットリストが同じでもどれ一つとして同じにはならないライブ。もうあの同じ空気を吸うこ…

少しだけ自由になれた僕が改めて「生き辛さ」の正体についてまとめてみようとした話し

40代後半になって急に楽に生きられるようになりました。 そうなれてからも浮き沈みはあるんですが、沈んでいる時も以前とは違うなと感じます。 克服?したものは具体的になんだったのか。 ADHDと肥満は大きな要素かなと思います。 どちらも克服したとまでは…

追いかけ始めて半年ほど、NakamuraEmiと言う人にまつわることをまとめて書いてみた話し

ここのところ嵌まっている者が二つ、ライブ観戦と映画鑑賞。 中でもライブは去年までは40年以上生きてきて4回だったのが、今年に入ってまだこれからだけどチケットを確保したものを含めて6回とそれまでの回数を既に凌駕しています。 填めてくれたのはNaka…

認めたくないものを認めた話し

ここ2ヶ月ほどで急激に近くのものに焦点が合わなくなっておりまして。 視力で苦労した経験が無いこともあって、これがかなり応えておりました。 折角回せるようになった仕事も、能率が落ちてしまっている感がありますし、なにより書き物が捗らなくなってき…

思わぬところで熱い人に出会った話し

6月の下旬頃の話になるので、もうそろそろ二月も前の話なんですけど。 隣町との間にある細い道を車で走っていたらちょうどタイヤがはまり込むぐらいのサイズの陥没がありまして。 ヤバイと思ったんですけど、細い道が更に細くなっていて、割と道の真ん中に…

「万引き家族」を肴につらつらと書いてみた話し

友人に勧められまして。 もちろんパルムドールを受賞したことは知っていたんですけど、普段あまり「地味な邦画」は見ない上に、受賞作とか話題作もスルーする方なので、そんなことでも無かったら見なかった可能性はあります。 で、勧められた時点で土曜日の…

「幸せなADHD」と自分との対比から何かが見つかりかけたような気がしたはなし。

「幸せなADHD」は実在します。 決して乗り越えた訳ではなく、全力でADHDである自分を出力して、それを自分のストロングポイントとしてしまった人達。 黒柳徹子さん、平野レミさんと言ったところが「大御所」だと思いますが、そうした「特殊」な世界に生きて…

悔しいけど心動かされた話し。 プロフェッショナル 仕事の流儀 「かこさとし 最後の記録」を見て。

あざとい。 「忌の際」を録り溜めて見せるなんて。感動ポルノの極みじゃないか。 でも、その下司さ加減、残酷さ、そう評される怖さを乗り越えてこのプログラムをものした、ドキュメンタリー作家としての矜持に感謝する。 昨今だるまちゃんシリーズのイメージ…

頭が沸いたついでに恥ずかしいことを書いちゃった、そんな話し。

「誠実」ってなんでしょう。 ここ数年、私は生まれてこの方この言葉に惑わされてきたなと思うようになりました。 「八つ当たり」のような気もしますが、良かったら読んでやってください。 私は、この言葉には二つの大きく違う「使われ方」があるように思いま…

読書感想文「非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か」について

非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か (集英社新書) 作者: 杉田俊介 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/12/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る [rakuten:rakutenkobo-ebooks:16065649:detail] 非モテの品格 男にとって「弱さ…

モヤッとしたけど大事なことはそこじゃないかもしれないと思った話し。

こんな幟は東濃地域にしかないかもしれなくて例えば岐阜辺りの人は、「え、連中そんな不届きなこと考えているの!?」的にビックリするかもしれないのですが、どういうわけか昨年末辺りから割と頻繁に見かけるようになりました。多治見の辺りだとどうなんだ…

君子じゃないので危うきについて嗅ぎまくってみた話し。

アフター・ビットコイン 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者 [ 中島 真志 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 1,728円 アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者 作…

群れを作れない家族は電気犬の夢を見るかどうか検討してみた話し。

www.itmedia.co.jp 去年飼っていた犬が逝ってしまい、1年あまりその犬の世話で拘束され続けた私としてはホッとする面もあったのだけど、それこそ猫かわいがりしてその犬をスポイルしていた父なんぞはかなり心に痛手を負っていて、時折母との会話の中で「次の…

ぐうの音も出ないのにぐうと言ってみた話し。

www.youtube.com トレーニングを習慣化するようになって一年以上が経過したんですが、読書する暇がなくなった代わりにと言うか、音楽は聴くようになりました。 もちろん「ながら」でなんですけど。 私、読み書きと音声コミュニケーションの能力の間に大きな…

いまさら「逃げ恥」を真っ正面から論じてみた話し。(ネタバレ注意)

いまさらですけど、「逃げ恥」を見ました。 www.tbs.co.jp まず原作から出会えた幸運について 良作ドラマに原作者の悲哀を見る 「逃げ恥」が示したものとは(ココからネタバレ) 完全に蛇足な話し まず原作から出会えた幸運について Koboのセールスでたたき…

ひねりもなくただ反省した話し。

いったん公開したものはよほどのことがない限り引っ込めないようにしています。修正は公開後でもバシバシしますけど(^_^;) 40代後半の独身男性ということであまり「リスク」に頓着しなくて良いせいもあるんんでしょうね。 一度出しちゃった物は間違ってい…

助け船が豪快に水しぶき上げて通過していった話し。

私の所属の担当は割とベタな庶務、総務というヤツです。建物管理や修繕、備品や消耗品の購入なんかと並んで給与計算やそれに付随する社会保険とか源泉徴収なんかの税務関係の手続きなんかも業務の範囲内です。割とアウトソーシングされがちな業務でもあると…

八つ当たりのコストに関する事例と考察。

前振り(と言う名の言い訳) 本題 前振り(と言う名の言い訳) コミュニケーションとは情報の流通である、と思っています。 他にもいろんな見方が出来ると思いますが、私は大筋でそう理解しています。 流通であるからには、可能な限り障壁を無くしてスムース…

「追い突っ込み」による「コラテラルダメージ」に関する観察例について。

以前信頼する同僚であるところの「姐さん」を紹介した。 ukkiemf.hatenablog.com 今回、職場で起こったドラマを紹介するに当たって改めて私の職場の仲間を紹介しよう。私の右側に90度角度を違えて座っているのは「ボス」。50代半ばのベテランで私の上司…

切り抜き的ADHD論。

Google+という、ぎりぎりメジャーと言えなくもない、でもあまり一般的ではないSNSがオンラインでは私の「主戦場」だったりします。 その中で、とある最近自分はADHDではないかとの疑念を持たれた方の投稿へのコメントを書いたところ、比較的今の自分の中に…

読書感想文「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略」について。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/10/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (13件) を見る LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略【電子書…

自分で確保しなければなにかをするための時間は永遠にやってこない。

いや、表題のとおりでそれ以上はなにもないんだけど。 今からクダクダと書き続けるのはそんな内容だ。 貴重な時間を使ってこの文章を読む気になった人は最初からそのことを覚悟して欲しい。 実は私がこの事実に気付いたのはこの5月のことだった(って今月や…